自分が提供できることといえば、住まいのこと、建築のことくらいしかありません。その経験や知識を活かして、必要としている人のお役に立てればと考えています。
事務所に居るときでしたら、基本はいつでも対応するつもりですので、まずは気軽にお電話かメールをいただければ嬉しいです。
土地からお探しの場合は、その土地にどういうプランができるか、簡単なプランを作成し、そこでどんな暮らしができるかを見ていただき、住む人にとってふさわしい土地が見つかるまで根気強くサポートします。
一般には工事費に加えて設計料が別に必要になるので、高くつくと考えられがちですが、必ずしもそうではありません。実際、ハウスメーカーや工務店でも必ず設計士が設計をしていますので、設計費はかかっています。ただ、それを表に出していないだけです。
ハウスメーカーなどは、さらに営業費や広告費、さらにはモデル住宅などの費用も工事費に含まれますので、工事費以外の費用が占める割合はかなり高くなっているはずです。設計事務所の場合は、使う材料や工法を吟味し、メリハリをつけるなど考えて設計していますので、決して高くなるわけではありませんし、むしろ安く造ることも可能です。何より設計にかける時間は相当なものです。それだけ使いやすさや施主の要望など、細かいところまで気を配って設計していますので、結果の満足度も違ってくるのではないでしょうか。
家は人が造りますが、その家がそこに住む人のこころや人間関係、そして、未来を創っていると私は考えます。 暗い家では気持ちも暗くなり、開放的な家ではこころも開放的になるものです。形や色彩は単に好みの問題ではなく、人の身体や脳に大きく影響を与えます。プランについても同様で、部屋と部屋の位置関係によって、生活のパターンや家族の関係も変わってきます。風水学(空間心理学)や色彩心理学をベースに、プランの持つ意味をきちんと理解し、そこに住む人が目指す理想の住まいを創りあげていくことが大切だと考え、お手伝いさせていただきます。
風水は古代中国で生まれ、環境や空間などに関しての経験や実情を体系化したもので、多くのデータをもとにした統計学のようなものです。当時で言えば最先端の科学だったと考えられます。その後も何千年にも渡って実績が蓄積され、今だに使われているということは、そこに真実があるからだと思います。
例えば、どこかへ行った時に、落ち着かないとか、居心地が悪いと感じることがあると思います。
また逆に、居心地が良いと感じることもあるかと思います。その原因を探ると、そこには何らかの原因や理由が見つかります。それが風水で指摘していることと合致することもかなりの確率であります。風水というと占いのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、『環境学』といいかえればしっくりくるかもしれません。風水とは環境学なのです。